お口の健康の土台となるむし歯/歯周病対策に力を入れています
むし歯治療
むし歯は、細菌によって歯を徐々に溶かしていく病気です。むし歯が進行すると歯に穴があいたり、ひどい場合は神経まで達してしまい、歯を抜かないといけなくなることもあります。
当院のむし歯治療としては、治療前に写真撮影を含む詳細な検査を行い、その結果を記した検査表を患者さまにお渡ししています。 患者さまのお口の中の情報を長期にわたってコンピュータで管理するため、患者さまご自身も改善の経過がよくわかります。
また、エルビウムヤグレーザーという治療機器を用いて、細菌感染している箇所をレーザー照射により徐酸し、つめものを充填する治療を行っています。レーザーは通常の治療に比べ痛みが少ないことも特徴です。
歯周病治療
歯周病はプラークと呼ばれる歯垢が歯に付着することが原因で発生する病気で、タバコや糖尿病などの生活習慣病も歯周病の悪化を促進すると言われています。
歯周病になると歯を支えている骨が吸収されてしまい、歯がぐらついて、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病には軽度から重度まで段階があり、それぞれの段階に合わせた治療を行う必要があります。
再生療法
薬を使用した治療法
当院では、歯周病治療において再生療法と言われる治療を行っています。これは、エムドゲインとリグロスという薬を使用した治療法で、薬には歯を支える骨の再生を促し、回復させる効果を持っています。
再生療法は、患者さまの歯周病の進行具合や健康状態によって異なりますので、それぞれの状況に合わせて適した治療を行っています。
小児歯科
お子さまの治療については、むし歯の治療と予防が主になります。お子さまの歯の健康を守るのは保護者の方ですから、保護者の方々に歯の磨き方や食事のアドバイスをいたします。
小児歯科でよくお問い合わせがあるフッ素は、むし歯の原因菌の活動を抑え、歯のエナメル質に取り込まれるとむし歯になりにくい物質に変化するものです。初期むし歯の場合は、フッ素を塗ることで治癒能力を上げることもできます。
当院では、歯のクリーニングで歯垢を取った後、フッ素入りの歯面研磨剤を使ってむし歯予防に役立てています。
主な治療機器
超音波スケーラー
歯垢や歯石を落とす新しい機器です。
位相差顕微鏡
モニター上にお口の中の歯垢（細菌）を映し出します。
むし歯診断装置
レーザーで痛みもほとんどなくむし歯の早期発見ができます。
炭酸ガスレーザー
治療の際に痛みが少なく、電動機器のような不快な音も振動もないレーザー治療器です。
菌の抑制にもつながるため、むし歯治療だけでなく歯周病にも使用します。
