妊娠中も歯科検診を!
実は歯周病は、早産や低体重児出産を引き起こす原因の一つといわれています。
こんにちは、院長の城です。
歯周病が早産に影響するのはなぜなのでしょう?
口の中に歯周病菌が増えると、血液中にサイトカインという情報伝達物質が放出されます。
ところが、妊婦の体内で血中サイトカイン濃度が高まると、子宮筋を収縮させるスイッチが間違って入り、
「出産のゴーサイン」とみなされて、早産を引き起こしてしまうのです。
妊娠中に口腔内の状況が悪化しやすい原因とは?
女性ホルモン分泌の増加、食生活・ライフタイルの変化・つわりによる口腔清掃困難といった理由から、
妊娠中は女性の一生の中でも口腔内のトラブルを起こしやすい時期でもあるのです。
母親の口腔内環境が悪いと赤ちゃんの口腔内環境も悪化しやすい!
歯周病もむし歯も口の中の菌が原因で起こります。
お母さんと赤ちゃんは一緒に過ごす時間が長くなりますから、お母さんの口の中の菌は赤ちゃんの口の中に感染しやすいのです。
早産・低体重児出産の予防のため、ご自身の口腔の健康のためにも
妊娠中も歯科検診を受けて下さいね!