むし歯の成り立ち#1
9月も後半になり朝晩は少ししのぎやすくなってきましたね。
院長の城です。
今日はむし歯の成り立ちについて。
部活を頑張っている中学生・高校生の生徒さんに時々見られるのですが、
上の写真ようなむし歯を作って来院される事があります。
なぜこのようなどちらかというと磨きやすい場所にむし歯ができてしまうのでしょう?
図に示されている様に、歯の表面では絶えず「脱灰」と「再石灰化」が行われています。
エナメル質からカルシウムやリンなどのミネラルが抜け出すのが「脱灰」
唾液やフッ素の役割も取り入れながら、先述のミネラルが戻ってくるのが再石灰化。
このバランスが崩れてしまうとエナメル質が破壊され、穴があいてしまします。
これを「実質欠損」といい、治療が必要なむしばになります。
では、なぜ部活を頑張っている中学生・高校生の生徒さんに写真の様なむし歯が
時々できてしまうのでしょう?
その解説は次回に。
もみじ歯科医院