月刊「歯科技工」(歯科雑誌)に掲載
まだ雨が降り続いています。
もみじ歯科医院・院長の城です。
このたびの熊本・大分・福岡を中心とした豪雨災害でお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表すると共に、被災された方々の生活が一日でも早く日常を取り戻せるように、同じ熊本県民としてできることを行っていきたいと思います。
さて、先日、医歯薬出版社より小生の症例報告論文がm月刊「歯科技工」(歯科雑誌)に掲載されたとのお知らせがありました。
インプラントを絡めた全顎的な補綴治療について考察した症例です。
歯科医院を来院される患者さんはさまざまな理由(むし歯、歯周病、欠損の放置、かみ合わせの問題など)で口腔内が崩壊し、「噛めない」「見た目が悪くなった」などの大きな問題を抱えて来院される方もいらっしゃいます。
そのような患者さんたちは、長い年月かけて徐々に口腔内の崩壊が進行し、崩壊の原因が複雑に絡み合っている場合が少なくありません。
そんな複雑なケースに対しては、術前の口腔内写真、レントゲン写真、歯列模型などから崩壊の原因を一つ一つ解きほぐして、時間をかけて、丁寧に治療を進め、「しっかり噛めて」「見た目も良く」「長持ちする」状態に戻していかなければなりません。
今回の論文掲載はそのような念いで書かせていただきました。
もちろん、日頃からのスタッフの協力がなければ、論文などかけません。スタッフには感謝!です
また、同じスタディーグループの諸先輩の先生方からは、いつもご助言をいただき、あらためて御礼申し上げます。
今後も少しでも来院される患者さんたちの口腔内が「しっかり噛めて」「見た目も良く」「長持ちする」状態を獲得できるよう研鑽を積んで参ります。